れのの徒然


れのです。ACM専属でEDITED-PV・MAD-PVをUPしております。
真センターのACMに限りない情熱を傾けておりましたが、この度新メンバーが追加になりました。
ユニット名は「noir」 編成は 1st:真 2nd:千早 3rd:あずささん 4th:のり子 5th:静香
余程のことがない限り、この編成を崩すことはないと思います。

ここは私が作成したPVについての談話や、アイマス関係の話題などを自分のために記録しておくためのスペースです。

ハモリ音源制作 [ボーカル抜き編]

今回は「ハモリ音源制作について。

「どうやってるの!?」的なコメントが時々見受けられたり、興味を持ち始めた方もいるので、ちょっとだけ説明してみますね。
(・・・という軽い気持ちで書いてたら結構長くなってしまったので、記事を2つに分けています。)


また、ハモリに興味がなくても、「S4Uのパート分けが気に入らないから独自のパート分けを作りたい」という場合にも使える技なので、興味のある方は是非是非♪


ザックリと言うとこんな感じ。


1:ボーカルを抜く
2:メロダインというソフトで音程を弄る
3:完成!


でも、これだけじゃあまりにもあまりにもなので、詳細を書いていきますw

■1:ボーカルを抜くためには

「ボーカルを抜く」というのは、伴奏を消し去って、ボーカルだけの音源を作るって意味です。
「抽出」とか「抜き出す」って意味で「抜く」って言っていますので、
「ボーカルを無くす」って意味ではないことだけは覚えておいてください。
(果たしてこの使い方で正しいのかどうかはわかりませんw)


ボーカルは「歌声リップ」というソフトで抜いてます。

これは、ボーカル入りの音源(デフォルトの音源)と、カラオケ音源の2つの音源を比較し、それぞれの音源で違いのある部分を抜き出す、という感じのソフトです。
イメージ的には「間違い探し」みたいな感じでw
で、それぞれの音源から間違いのある部分だけを抽出して1つのファイルにしちゃうという感じで。
ボーカル入り音源とカラオケ音源の違いは「ボーカルの有無」なので、それを抜き出してくれるわけです。

例を載せてみますね。

例1:真のソロ音源とカラオケ音源の2つを歌声リップにかけた場合
この2つの音源の差は、ボーカルがあるかないかだけの差。
なので、ボーカルだけが抽出される。

例2:真ソロ音源と千早ソロ音源の2つを歌声リップにかけた場合
2つの音源の違いはボーカルの声質。
なのでそれぞれの音源からまこちはの声だけが抽出される。
ただし、真の声と千早の声がそれぞれ抜き出されるのではなく、
一つのファイルに纏められてしまうので、思てたんと違うって感じにw
(個別に音程を弄れない的な意味で)



■2:カラオケ音源を用意する・・・用意できなければ代用品を!

先述の通り、ボーカルを抜くには2つの音源が必要になるわけです。

問題となるのは「カラオケ音源」です。
じゃあ、S4Uの曲のカラオケ音源はどうやって作るのか、って話ですね。

L4Uなら「誰も歌わせない」というパート分けにすれば簡単にカラオケ音源が作れますが、S4Uではそうも行きません。
でも、これはちょっとしたことで擬似的なカラオケ音源は作れます。


という訳で、タイトル画面からメニューを開き、おもむろにオプションを見てみましょう。

ボリューム調整の項目に「ボーカル」という部分がありますね。
デフォルトだと70になっていると思います。
(OFAの話です。2はどうだったか忘れましたw)

このボリューム調整のボーカルの項目を1にしましょう。
ボーカルの声がなくなるわけではないですが、かなり小さくなるので、これをカラオケ音源として代用します。


つまりボーカルの値を任意の数字(デフォルトでもOK)でソロ音源をキャプった後に、ボーカルの値を1にしたものでもう一度キャプります。

こうすることで、普通のソロ音源と、ボーカルの声が極端に小さいソロ音源の2つが出来上がります。
これを差分抜きするのです。
つまりそれぞれの伴奏部分が削除され、通常ボリュームのボーカルのみ音源と、極小ボリュームのボーカルのみ音源がブレンドされ、1つのファイルになります。
(■1の例2の項目を思い出していただければ、少しはイメージしやすくなるかも。)


○余談「アイマス2だとカラオケ音源も作れる」

L4Uだと簡単にカラオケ音源が作れることは先述しましたが、アイマス2でもカラオケ音源は作れます。

しかし、ボーカルを抜くためのカラオケ音源というわけにはいかないので注意が必要です。
なぜそうならないかは・・・■4の項目の余談にそのあたりのことを書いていますので、後々参考にしてください。

さて、アイマス2でのカラオケ音源の作り方ですが、これはボーカルを抜く時と同じやり方でいけます。

オプションのボリューム調整の「BGM」の項目の数字を1にしたものをキャプればいいのです。
その音源と、普通の音量のものとで差分抜きすれば、伴奏のみが残ったカラオケ音源を作成できるのです。
(OFAはBGMのボリュームを弄っても、ライブシーンのBGMの音量は変わらないのです!><)

もちろん、この2つの音源のボーカルの値は絶対同じ音量にしておいてくださいね。

ボーカルを抜くためのカラオケ音源でもないのに、わざわざカラオケ音源を作る意味があるのかと思うかもですが、実は次の記事に出てくる■5の項目の作業効率が格段に上がるので、カラオケ音源はあるに越したことはありません。



■3:ステージ選び

これが意外と重要です。

結論から言うと、TV系のステージで音源を作りましょう。
ロイヤルTVとか、ノワールTVとかですね。


理由はある程度推測つくと思いますが、TV系会場は他の会場とは違い、エコーが一切かからないのです。

逆にTV系以外の会場は全てエコーがかかっています。
特にフェス会場や大型ライブ会場はエコーがキツイです。
国立オペラなんてもっての外ですw


エコーというのはエフェクトなので、元々の音源を変換させて作っているものとなります。
こういう加工が差分抜きにとっては大きな敵になります。

実際、エージェントのMADの音源を作った時の話ですが、エージェントを歌う真の声には独特なエフェクトがかかっているのですよね。
これのせいで真の声がなっかなか上手く抜けず、抜き出したボーカル音源の後ろでうっすらと伴奏が残ったりしてしまっていたのですよ。

ただ、方法がないので、この伴奏が少し残っている音源を、そのまま強引に使用して完成させたのが、あのMADの音源なのですw
残っていた伴奏って普通のエージェントの伴奏ですから、あのMIXと合わせてどうなるかと思いましたが、なんとか音を重ねてごまかしたというか、そんな感じでした。

なので余計なエフェクトのかかっていない、純度の高い音源でボーカルを抜きましょう。


また、ライブ会場やフェス会場だと、曲が始まる前に拍手や歓声が入ります。
こういうのも、意外と差分抜きの邪魔になる可能性があるので、やはりTV系会場を選んでおくほうが無難です。

余計な音は差分抜きの敵。
回避できるなら回避することをオススメします♪



○余談「もしエコーのかかっている会場でボーカルが上手く抜けたとしたら」

もしそうであった場合も、私はやはりTV系会場でやることをオススメします。

後でハモらせるために音程調整することを考えると、加工前の音源には、極力エフェクト等がかかっていない純度の高い音源を用意した方が、音程を弄った時に声が崩れにくくていいと思うからです。

基本的にエコーやディレイ、リバーブといった空間系のエフェクトは、一番最後にかけます。
動画やエンコードの時、フィルタをかける順番に定石が存在するように、音楽のエフェクトにもかける順番に定石というものが存在するのです。

この後に来るとしたらリミッターとかの、「ボリューム関係」のものくらいじゃないかなって思います。
では、なぜ空間系のエフェクトを最後にするのか。

空間系のエフェクト(とりあえず、以降は便宜上「エコー」と呼びますね)をかけた後に、他の音質を弄る系のエフェクトをかけた場合。
既にかかっているエコーの残響部分にもエフェクトがかかることになります。

そうなると、かかっているエコーの音質も大きく変わり、「そもそもエコーとはなんなのか」という感じの音になってしまうことがあるのですよね。

なので正しくは、音質を確定させてから最後にどう残響させるかということでエコーをかける、というのが一番自然なのです。
つまり後で音程を弄ることが確定しているこの「ハモリ制作」では、エコーをかけるのはまだ早いということです。

ハモリパートの譜面が確定してから最後にエコーをかける事を、強く強くオススメします。



■4:意外な敵、それは噴き上げ花火、そして紙吹雪!

前項目でTV系のステージが無難だと言いましたが、特にオススメなのが「ファンシーTV」です。

理由は、ファンシーTVには、紙吹雪が舞う演出がないからです。


■2の後半でも述べましたが、差分抜きをする上で、余計な音は敵です。

噴き上げ花火には「バシャーン!」という効果音が。
紙吹雪には「パァン!」という効果音が付いています。

という訳で、この噴き上げ花火や紙吹雪の演出が入る時の音も厄介なので、できれば回避したほうがいいのです。
時々綺麗にこの効果音も抜けたりするのですが、残る時はごっそり残ったりするので、もうね、面倒なのですよw

「歌声リップ」の設定をいじればなんとかなるかもしれませんが、私はよくわからないのでソフトの設定は放置してますw


という訳で、紙吹雪に関してはステージの選択で回避できますが、花火演出は回避できません。
TV系ステージで花火演出の無いステージは存在しないのですよね><
エコーさえきつくなければエターナルビッグツリーで万事解決なのですが・・・w


という訳で、花火の音がどうしても残ってしまう場合。
まだまだ対処法があります。
ただ、この方法は「解決」ではなくあくまで「マシになる」レベルなのでご了承くださいね♪


やりかたは簡単。
オプション画面のボリューム調整で「SE」の項目も1にしてしまうという技です。

注意点は、元音源、カラオケ音源共に、SEのボリュームを1にしないと意味が無い、ということです。
つまりは、上手く抜けずに音が残っても、「ボリュームが小さいし、別にいっかー!w」って感じで許せるレベルになるというだけなのですw

根本解決ではないのでお気をつけ下さい。



○余談「ボーカルを抜く場合の注意点」

既に「純度の高い音源が必要」であることは先述しました。
しかし、いくら純度が高くても、こういう組み合わせだとボーカルは抜けません。


・S4Uの真ソロ音源と、CD収録のカラオケ音源で歌声リップにかける

「え?ダメなの!?」と思う人もいるかもしれませんが、この組み合わせだと抜けません。
多少アレンジが違ったり、コーラスの声が違ったりというポイントがあるのですが、それ以前の問題が存在します。

それが、「そもそも音の大きさが違う」という点です。

歌声リップはあくまで「同じ波形かどうか」でふるいにかけますので、音の大きさが違うと波形が一緒になるわけがないのです。
なのでこの組み合わせではボーカルは抜けません。

同じ理由で逆の組み合わせも無理です。


・CD収録のソロ音源と、同じCD収録のカラオケ音源で歌声リップにかける

この組み合わせなら問題なく抜けます。
(ただし、真のエージェントはこれでも抜けませんでした。
それだけエフェクトというものが、波形に及ぼす影響は大きいってことになります。)

・・・問題なく抜けるのですが、一つだけ注意点が。

そのカラオケ音源にコーラスが入っているかどうかが結構重要になります。

もしカラオケ音源にコーラスも入っているのなら問題はありません。
しかし、最近のM@STERバージョンのカラオケには、コーラスが入っていません。
(過去のがどうだったかまでは検証できていませんw)


もしカラオケ音源にコーラスが入っていなかった場合、抜き出したボーカル音源にコーラスも一緒に抜けてくることになります。


もし、抜いたボーカル音源にコーラスが入ってしまうと、ハモらせるための音源には不向きなものになってしまいます。
(コーラスパートに主旋律と違う音階を歌う場所が一切なければ問題はありませんが、そんなことはほぼ無いので、向かないと言わざるを得ません。)

何故不向きなのかは、楽典的な説明がいるので割愛します。
もし使っても、いいハモリ音源は絶対にできないことだけは保証します。
「PVに正解なんてない」と私は普段から言っていますが、コーラス入りのボーカル音源を使ってハモリを作るのは明らかに間違いなので、気をつけてください。

ピアノの鍵盤を思い浮かべてください。
白い鍵盤と黒い鍵盤、数が違いますよね?
コーラス入りのボーカル音源がハモリに向かないのはあれのせいです!w
全全半全全全半のせいです!

理論的に語ると長くなるので、そういうものだと思っておいてくださいw



という訳で、以上が[ボーカル抜き編]です。
長くなったので記事を分けます。

次の記事[実際にハモらせるために編]へ続きますので、よろしくお願いします。

 
2015.06.16 Tuesday * 21:57 | PV作成について | comments(0) | trackbacks(0)
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